日本放射線ホルミシス協会

低線量放射線の継続的な被ばくは、活性酸素処理能力を高め、免疫力を高めます。

活性酸素に強くなれば、生活習慣病の予防になり、免疫が高まれば、がんの予防になります。

ホルミシスは国民の健康増進に寄与し、日本の未来を明るくします。

大阪大学名誉教授
JRHA理事兼会長
中村 仁信

がんを退治する免疫を

低線量放射線が増強します。

大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授   
大阪ガン免疫化学療法センター 院長 
武田 力

ホルミシスとは低濃度の毒物の生体に対する刺激効果を意味します。

様々な物質に普遍的に認められる現象で、猛毒なものであってもごく微量なら生体を刺激して良い効果をもたらします。

放射線被曝はたとえ微量でも有害と考えられがちですが、微量の放射線にもこの作用があると考えられます。

名古屋市立大学大学院医学研究科
放射線医学分野 主任教授

名古屋市立大学病院 副院長・総合研修センター長

芝本 雄太

20世紀後半に確立された生物科学の理論は、驚異的な生物技術を導き出しました。

臓器移植技術や遺伝子操作そして再生医療に代表される生命の科学は、人間の未来に 対する大きな光明として受け止められ希望を与えてくれました。

しかし、このことは同時に、私たち人間が長い歴史の中で持ちつづけてきた生命観や自然観に大きな問題を与えていることも事実です。

現代のサイエンスの成果は、私たちに多くの恩恵をもたらし、かつて経験したことのない豊かで便利な生活を満喫しています。

しかし私たちは、この豊かさの中に、何か大切なものを失ってしまったのではないでしょうか。

科学者だけでなく国民の多くがそんな疑問を持ち始めていることも事実です。

現代科学の進歩は、地球に存在するいのちの繁栄に貢献しているのだろうか? そのきっかけとなった事例が、大震災にともなう福島原子力発電所の大事故です。

日本人は、広島、長崎の原爆を経験して、世界の常識を超えて放射線を怖がりすぎていることに拍車がかかりました。日本では、ものを怖がりなさすぎたり、怖がり過ぎたりする現象が、認められるようになってきたように思われます。

私たち科学者は、怖いことを正当に怖がることができるようにすることも与えられた使命の一つだと思っています。

私は怖い放射線の本当に怖い理由を知りたいという好奇心から、放射線と健康に関する研究の緒に就きました。

1958年国連科学委員会における研究報告以来、放射線ホルミシスの概念が理解され、近年は、放射線ホルミシスについて、ようやくその安全性と有用性が明らかにされてきました。

私は、健康の維持増進のための低線量放射線ホルミシスの日常生活での応用を目指して、人間を直接対象とした臨床実験により安全性や有用性を明らかにすることへの取り組みを始めました。

この協会の活動によって、多くの人々が正しく放射線の影響を理解して頂くことを願っています。

大阪府立大学名誉教授
生活健康学研究所所長
医学博士 
清水 教永
Copyright (C) 2014 日本放射線ホルミシス協会 All Rights Reserved.